2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

芸術史と芸術理論-15

15.今日の芸術 芸術は、現代の世界の奥深いところから成り立っている。 現代の問題は、地球環境破壊の問題である。 環境芸術 ロバート・スミッソン「突堤スパイラル」 石油掘削の失敗から破壊された場所に作った。 タレル 「ローデンクレーター」 クレーター…

芸術史と芸術理論-14

14.現代の芸術 世界大戦による大量死 市の影 ウォーホル 「32個のキャンベル・スープ缶」 32種全部を手で描いた。 シルクスクリーンの作品 クールさと、皆が同じものを食べている米国社会の実体を表す。 大量生産・大量消費 コカコーラの例 「フラワーズ」 …

芸術史と芸術理論-13

13. 20世紀美術 戦争の世紀の芸術 ピカソ 「ゲルニカ」 スペイン内戦 政府軍対フランコ派の戦争 ピカソ 左派 フランコ派を批判する絵 レイナ・ソフィア国立芸術センターに展示されている。 防弾ガラスで防御 空爆で一般市民をプロが殺戮する という感覚を表…

芸術史と芸術理論-12 

12. 19世紀美術 革命の時代 時代背景 18世紀末から19世紀で変革が起きた 仕事の場 18世紀まで 家で仕事をしていたが、19世紀からは 工場、オフィスの 設立と労働者の出現。 → 革命、世界が変わったので芸術も変わった。 (1)クールベについて 「石をわる人々…

芸術史と芸術理論-11 

11.ロココ美術 「ディドロ」 フランスの思想家 ルーブル美術館 ウードンの作ったディドロの胸像 大きな知己的存在らしい顔。 第47室 ディドロの画家たちの部屋 美術批評家の部屋はここだけ ・ミシェル・ヴェン・ロー 「ディドロ」 かわらしすぎる絵なので、…

芸術史と芸術理論-10

10.バロック美術 カトリック教会側からの反撃 「絵画」 ベルニーニ ベルニーニ 「自画像」 早熟な天才画家。 バチッチャ「ベルニーニの肖像」 イタリア サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会」 「聖女テレサの法悦」 総合性 絵画、彫刻、建築が調和 …

芸術史と芸術理論-9 

9.北方ルネサンス美術 1517 宗教改革 indulgentia しょくゆう状 罪を償うべき罰を免じるという、献金による販売の動きに反対した。 ルターの研究書あり クラーナハ 「アウグスティヌ会修道僧のマルティンルター」 ガコンな印象の姿 クラーナハ「本を持ち壁が…

芸術史と芸術理論-8

8.イタリア・ルネッサンス芸術 政治と芸術の関係 パトロンとて有名な メディチ家 本あり イタリア フィレンツ バルジェロ美術館 ドナテッロ 「ダビデ像」甘美な少年像 ゴッッォリオ「マギの旅」 メディチ家一族の豪華な集団肖像画 ヴロッキォ 「ダビデ像」少…

芸術史と芸術理論-7

7章.イタリア・ルネサンス主義 ルネサンスの新プラトン主義 哲学者 マルシーリオ・フィチーノ 「美は神の顔の輝きである」 二神のヴィーナス 「天上ののヴィーナス」 母親はいない。奇跡的に生まれた。 「通常のヴィーナス」 父親、母親から通常どおり生まれ…

芸術史と芸術理論-6

6.ゴジック美術 教科書 ゴシックの誕生 シュジェール サン・ドニ修道院教会長 高価な宝石、黄金で飾る。 なぜか。 宝石類は、天井のエレサレム神の住まいの建築材料であるため。宗教的正当性をもっている。 物質に内在している力の重要性を説いた。 ゴシック…

芸術史と芸術理論-5

5.ロマネスク美術 〜輪廻転生のプラトン主義 怪物たちの像の意味について キリスト教以前の土着的文化を一つであり死と再生の永却回帰の循環の一環として存在していた。 プラトン哲学は、「魂の不死と輪廻転生という、死と再生の連続的世界観を持つ」 ヨーロ…

芸術史と芸術理論-4

4 ロマネスク美術 〜超越のプラトン主義〜1. 南フランス モアサック サン・ピエール教会の南入り口のタンバン。 彫刻 ロマネスク大彫刻の始まり。1100年頃の作品。古代ローマ以来の復活。 ヨハネ黙示録の注釈書の挿し絵が元になっている。 なぜこれができた…

芸術史と芸術理論-3

3.アリストテレスの芸術哲学 ギリシャの野外演劇場 野外に昼間に上演された。民主主義と深い関係がある。 古代ギリシャのアテナイ都市国家の中心で演劇が行われた。 アクロポリスの丘 ディオニュソス劇場 ローマ時代も続いていた。彫刻もローマ時代。 ここで…

芸術史と芸術理論-2

2.プラトンの美学 文学への深い関心 ラフェエロ 「アテネの学堂」 中心 プラトンとアリストテレス ブラトン 指を上に イデイアの世界 超越の世界 アリストテラス 前方に腕 現実はここだ ほかの人物 画像 ヘラクレイトス ロケランジェロがモデル エレクレイデ…

芸術史と芸術理論-1

芸術史と芸術理論1.芸術とは何か 〜芸術の見方・味わい方〜 シャンティイ城 (フランス) コンディ美術館 オーマール公が修復し、収集した絵画が展示されている。 配置の変更は変えないことと遺言。 一般の美術館とは違う展示方法である。 アルテ・ピナコテー…