芸術史と芸術理論-9 

9.北方ルネサンス美術 
 1517 宗教改革
 indulgentia しょくゆう状 罪を償うべき罰を免じるという、献金による販売の動きに反対した。
 ルターの研究書あり
 クラーナハ 「アウグスティヌ会修道僧のマルティンルター」 ガコンな印象の姿
  クラーナハ「本を持ち壁がんの中に立つルター」 壁がんの中にいることが聖者としての位置付けと柔和な顔。
 クラーナハ 「博士帽をかぶった僧侶としてのマルティン・ルター」 横顔を描いた理由は、描かれた対象が権威ある上位の者として位置づけられていたため。
 クラーハ 「郷士イエルクに変装したマルティン・ルター
 あとの時代 クラーナハマルティン・ルター」 油絵の肖像画
 クラーナハ「アダムとエヴァ」ドイツ的画家
  デューラー「アダムとエウ"ァ」ギリシャ世界の理想美を追求した。

 デューラー「ルクレティアの自死
   ギリシャ世界の理想を吸収して北方世界の人体を表した。
 クラーナハ 「ルクレティア」
   死のうとしていなくてエロティズムが全体にでている作品。
 ドイツ宮廷に飾ろうとして発注した。
 イタリア的でなく北方世界的作品を描いた。
 デューラー「オスヴォルト・クレルの肖像」 ひちむきな写実的作品。
 デューラー「1500年の自画像」
    キリストに似ている、芸術は人間からではなく、神から力を受けて出発している。という思想が現れている。
 フィチーノの哲学も表現されている。
 デューラー「大きな芝草」
  無名の草にも神が作ったすばらしさを表現されている。神が自然を作った。
 デューラー「騎士、死、悪魔」
   戦争が多かった時代を的確に表している。
 デューラー「ヒエロニムス・ホルツシューアー」
 街の有力者の意志の強さをドイツ人らしさの表現がすばらしい。
 デューラー「四人の使徒」 ニューベンベルグに寄贈した作品。ルター派の立場に立つことを希望した作品。右の人の目が観者のほうを見ている。
 カールシュタット派 偶像を描かない
 ルター派  新約ではそうではない。

 アルトドルファー 「アレクサンドロスの戦い」
 兵士の細かい動きと空の広大な世界
  キリスト世界がイスラム世界に勝利するという意味と宇宙的な壮大な作品。
 ブルーゲェル 「怠け者の天国」
    庶民のしたたかさが表現されている
 
時代の本質、世界の本質が表現されていた。