芸術史と芸術理論-6
6.ゴジック美術
教科書
ゴシックの誕生
シュジェール サン・ドニ修道院教会長
高価な宝石、黄金で飾る。
なぜか。
宝石類は、天井のエレサレム神の住まいの建築材料であるため。宗教的正当性をもっている。
物質に内在している力の重要性を説いた。
ゴシックは物質的なるものにおける本質的ななるものの内在しているという点でアリストテレス的芸術である。
自ら光る壁としてのステンドグラス、「神の恩寵によって、神秘的な方法で、より高き世界へ移されることができるような思わせてくれる」力をもった宝石として存在している。
ロマネスク 超越 神秘主義 プラトン主義
ゴシック 内在 合理主義 アリストテレス主義
「アミアン大聖堂」
図象による教え 大全
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ビデオ
1.ドミニコ会修道院附属教会 トゥールーズ
スコラ哲学者「トマス・アクィナス」の墓が教会内部にある。
ゴシックはスコラ哲学的である。
フランスではジャコバンともいう。
2.サン・ドニ大聖堂 サン・ドニ
フランス国王の埋葬場所,国王との結びつきが強い。
美しいステンドグラス、写実的な墓の彫刻
光る壁、ゴシックがここから誕生した。
「エクレシアとシナコーグの間に立つキリスト」古いもの、ユダヤ教会からベールをはぎとってキリスト教会へ移行したことを神が示している。
尖塔アーチと骨組みのリボアールの組み合わせが軽やかな空間を生み出している。
尖っているいることが、物質が天に向かうことを表している。
3.アミアン大聖堂 アミアン
カテドラル 司教の存在する教会
「アミアン ノートルダム カテドラル」
ノートルダム 聖母マリアの意味
聖母マリア信仰が盛んになった 12〜13世紀 人々をやさしく包み込む意味の聖母マリアの教会という意味がある。
バラ窓が小さい。 内部と外部の構造が一致した合理的な構造となっている。
王のギャラリーを作ってバランスをしている。
入り口 美しき神 やさしさ
6つの悪徳と美徳を示すレリーフ
慈愛 ---- 貪欲
正面左 12ヶ月の農民の労働を表す
正面右 聖母マリアの入り口 神の母
内部
垂直性の強調
マイヤーが言っていること。
天井的であること
光的であること
天井のエレサレムの命名である。
床の迷路 迷路の中央に建築家の名前が刻まれているほど重要な存在であった。
内部に自立的な彫刻、現世的な写実的な彫刻。
ステンドグラス
青色、はなやかさ、都市の芸術
4.ベリー公のいとも豪華なる時禮書
装飾写本、コンデ美術館に保存