舞台芸術への招待第2回オペラの古典 ビデオ要約

第2回 オペラの古典 ( ビデオ講義メモ)
 1.ベルサイユ宮殿からの画像
    ベルサイユ宮殿の噴水と同じく、 オペラは 王侯貴族の権力の誇示として
存在していた。国王はオペラを楽しんでいた。
  <魔法の島の快楽> バレエ、演劇が含まれるスペクタル。
          古典的なオペラは、政治的なものを含んでいる。
 2.オペラハウスの内部映像
ルイ16世 可動式の床、楕円形のホール、後退している客席、王の席は
金属の格子がはまっている。
大理石風な木製の内装音響効果が良い、平土間は召使、兵士などが立って
見ていた。
 19世紀までは、観客席ボックス席は、自分の姿を見せたい存在、社交的な場。
上演中も灯が付いていた
しゃべったり、飲み物を飲んだりしている姿を見せるのが当たり前。
国王のボックス席からの映像。 着席した後に格子を開けて全体を睥睨できる
位置。
 上流階級の一体性を高める役割もあった。

3.オルセー美術館にあるオペラ座の模型の映像
グランフォアイエ、 階段室、 お客様の社交場
舞台面積1200平米 、傾斜、広大なバック、奈落、
ホワイエダンスは稽古、出会い場として使われていた。
衣装、道具制作、縫製など422名が裏方としていた。

4.オペラ座の映像
シャルル・ガルニエの設計。 彫刻も彼の指示で制作された。
グラン・フォワイエ 観客がそぞろ歩く社交の場。幕間の楽しみ、主要な場所。
オペラ通り  家を立ち退かせて直線な道を作った。
モザイクがある天井、豪華さ、華麗さを内在している。

大統領の桟敷席 舞台があまり見えない席。 見られるための席。
観客は自分を見せるために行った。そのためには馬蹄形の観客席が適している。
以上